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■はじめに

私ども「北海道オートキャンプ協会」( Hokkaido Association of Camping & Caravanning )は、1988年の設立以来、北海道におけるオートキャンプの普及促進と青少年の健全な育成を目指して活動を続けて参りました。

そして2001年8月、特定非営利活動法人としての認可を受け、活動の場をさらに広げています。

■NPO法人 北海道オートキャンプ協会の目的

本会は北海道の豊かな自然を背景として余暇の高度利用を図るため、オートキャンプの普及を通じて自然にやさしいキャンプやアウトドアライフを推進するとともに、恵まれた自然環境の保全を図る。それと同時に地域観光を中心としたまちづくりと、地域活性化に貢献する。また、ファミリーキャンプや子供たちの野外活動を実践して、親子のふれあいや机上では学ぶことのできない人間のやさしさ、思いやりの心を育み、子供たちの健全な育成と社会教育の支援活動に資する。さらに、これらの目的を達成するため、各種の普及事業、指導者の育成、ならびに国際交流を図り、広く国民生活の向上に寄与することを目的とします。

■HACCの活動内容

・環境の保全を図る活動

・まちづくりの推進を図る決道

・社会教育の推進を図る活動

・子供の保全教育を図る活動

・国際協力の活動

■これまでの活動

・オートキャンプの普及促進事業

  ―『北海道キャンピング&RVショー』の開催

  ―全国のキャンピングカーやトレーラーなどの展示

  ―RV(レクリエーショナル・ビークル)の展示

  ―キャンプ・アウトドア用品の展示と格安販売

  ―「北海道キャンプ場ガイドマップ」の配布

  ―キャンプ大会の参加者募集

  ―アウトドア料理教室や自然のものを使用した各種クラフト教室の開催      

・キャンプ活動による教育事業

  ―『キャンプ大会』の開催

  ―学校教育と家庭教育をつなぐための教育(共育)現場の提供

  ―人との関わりの中で大切な優しさや思いやりの心を育む

  ―自然との共存を考えた行動

  ―災害に備え、ケガの処置や救命の基本を学ぶ

■キャンプ活動による教育事業

それでは、『キャンプ』は子供たちの教育とどう関わっていくのでしょうか?

『キャンプ』では、日常とは違った行動が要求されます。まずは自分たちの生活する場所を確保するために「テントの設営」をすることから始まります。ここで、親子・兄弟が力を合わせ、声を掛け合いながら自分たちの”家”を作り上げるのです。

また、普段ならお母さんに任せっきりの食事の仕度も、ジャガイモや玉ねぎの皮むきから後片付けまで、みんなが協力し合い、会話を楽しみ、時間を共有することができます。あるいは、キャンプ場内における隣近所の方々と挨拶を交わしコミュニケーションを図ることで、人とのつながりや優しさ、思いやりを学ぶこともできます。なぜなら布一枚隔てたところは隣のテントであり、話し声や音、煙、におい等、”家”でなら無意識で済ませられる問題にも気を遣わなければならないからです。さらに、油の処理や洗剤、ゴミなど、自然に対するローインパクトも忘れてはならない問題です。

こうしたことからも、キャンプ場は「挨拶をする」「気を遣う」「協力する」など、最低限のルールやマナーを身につける場所であると言えます。周りの人や自然環境に対してやさしさと思いやりを持ちながらキャンプを体験することで、大人も子供も、日常生活でも有益な”何か”を吸収できているはずなのです。

「親子の断絶」「学校崩壊」といわれて久しい昨今ですが、少なくともキャンプ場で見かける家族には、そういった暗い影は感じられません。